【ご報告】難民認定申請者のための居住支援と日本語教育事業について

2024年8月から開始した難民認定申請者の緊急支援が2025年12月末をもって一旦の区切りを迎えました。

難民認定申請中の方は、在留資格が短期間で就労資格のない方が多く、特に日本に入国して間もない方は言語や文化、宗教の壁により支援情報を得られないままホームレスとなるケースが複数あります。本事業においては、その中でも在留資格の要件不足により住民登録ができず、自治体から存在を知られないままホームレスを続けている方たちを中心に緊急人道支援として、一時的な宿泊施設の提供と包括的な生活支援、そして日本語学習を実施しました。受益者の多くは、当初の想定通り単身男性で全体の約7割を占めましたが、想定していなかったケースとして、残る3割に未成年者のいる世帯や妊婦のいる世帯があり、彼ら彼女らの一部が路上生活をしていたことに大きな衝撃を受けました。言葉や文化の違いが想定以上に大きく高い壁となって、最も脆弱性の高い人々がホームレスになっている状況に、支援経験の長い職員もこんなことは初めてと、世の中の状況が大きく変化していることを実感しました。私たちが用意していた宿泊施設は単身者用でしたので、他団体と連携をして家族用の住居を用意し、出産を控えた妊婦には病院を繋ぎ受診時の通訳支援を実施しました。

一時宿泊施設の利用者は、それぞれ別々の場所で路上生活をしていたところ、私たちの支援で繋がりました。偶然にも彼ら全員がアフリカ人単身男性だったことで、アフリカ料理を作って全員でシェアしたり、共通する文化や地域の話をしたり、心身共に安定した生活を送ることができました。

本事業にご協力頂きました、中央共同募金会様、「赤い羽根ポスト・コロナス赤井に向けた福祉活動応援キャンペーン」にご寄付頂きました皆様に厚く御礼を申し上げます。